くるしみの行き場はここだけ ここだけときめる

わたし あんまり人のこと好きじゃないし あんまり人のこと嫌いじゃない  そういうことに絶望して しにたくなってしまう

にんげんがきもちわるいし にんげんをうつくしいともおもう そういうことに疲れてしまって 死んじゃおっか っておもう

みんなきたないよ みんなえがおでいてよ きもちわるいよ

 

たすけて!たすけて!たすけて!っていつも叫んでいるけれど ちゃんと にっこり しています  泣く場所がないと嘆くこともやめました えらい! 泣く場所はいらない ほんとに死ねた人だけが泣けるんだろう わたしたちはしんだときにはじめて 感情を肯定してもらえるんだろう

しごとしか わたしを肯定してくれるものがない

しごとは、多分いつかわたしを裏切るけれど 今快楽を得られるから、良いのだ。自らを追い詰めて極限まで頑張ることでしか快楽を感じられない  頑張れば頑張るほどわたしのことが好きになる まわりのことも好きになるし 居場所ができる

中学生の頃を思い出す  青春だったよ  私が副会長だったときの会長は気の強い女性だった  先輩のあとをついてまわって、先輩の椅子をひき、先輩のためにドアを開ける  帰り道に 時々先輩の家の玄関でおしゃべりした  いつも駆け回ってた 先輩のあとをついで会長になった  しっかりとした選挙があるのだ 政見放送もあるし ポスターもつくる。私の他にふたり、候補がいたけれど、わたしの一人勝ち   その代わりに休み時間もないくらいにわたしは働いたよ 公約を果たすために走ったよ  会長も部長もしてたけど どちらもわたしは駆け抜けたかった  足首の靭帯がきれた日もわたしは壇上にいた  その日はわたしが会長として話をする日だったからね   戻りたくはないけれど 走り続けた過去は ほんの少し、きれい

今はそこまで熱くはないけれど 負けず嫌いの店長と 親みやすい副店長に ついていってる  わたしはただのアルバイトなのだけど すごく頼りにしてもらってる  今は部門の長なんだよ  だって誰よりもやる気を態度でみせているとおもう  でも、それをきちんと評価してくれてるのは すごく恵まれてる

今は店を家のように思ってる  広くて汚くて おばけがでる家  あのときの生徒会室のようだよ

大好きな先輩

大好きな塾の先生

大好きな学生の頃のバイトの先輩(鬱がひどいときにわたしはこの人にたくさん救われた)

もう会えない人ばかり  

 

店長がかわったら 私どうしようかなあ