わたしの左耳にピアスがたくさん開いているのも そういうことだ。今時古臭いかもしれないけれど わたしはその程度の抵抗しかできない わたし を自覚した頃 誰にも内緒で左耳にひとつピアスを開けた 1年間、誰にもばれなかった。

 

その頃同時に、新宿のとある場所に行ってみた。新宿にはいつも行っていたものの、わたしは勇気が持てず とりあえず 昼間に、行った。街は白けていて でもどこか空気が違っていて…そんな感じだったよ  あの時勇気を持っていたら、どうなっただろうね ある意味自由に ある意味不自由になったことだろう